気づきプランナー 財務管理システム

貴方がもし介護に可能性を感じるならば

貴方にはわかるのかもしれません。ご利用者様にとって、ふとした時にかけた言葉がとても嬉しく元気を与えたことや、壁に掛けたお手紙、一緒に作ったぬか漬けをふるまったとき、ふさぎ込んでいたご利用者に笑顔が戻ったのは貴方が「特別な何か」をしたからなのかも。

私たちは、その行為を「介入」と呼び、何を見て「介入」したのか見る視点のことを「気づき・プランニング・インジケーター : KPI」と呼んでいます。施設全体で視点を共有し、必要なタイミングで介入を行うことで、ご利用者様のBPSDの軽減や、生活そのものの質を大きく変えることに繋げています。

現場の気づきを無駄にしない

現場のケアワーカーだからこそ気づく「何かいつもと違うな」と感じるところこそがKPI（気づき・プランニング・インジケーター）です。 私たちは、しろくまの会の研究に参加される会員の方々と一緒に長年の研究の中で、数多くのKPIが存在することを知りました。そのKPIを医学・心理学・薬学など様々な専門的知見をいただきながら整理して、段階別にレベルを設定しました。このレベルの変化をケアワーカーが本能的に気づいていることに着眼。一人の気づきを施設職員全員の気づきに展開することで、ご利用者の症状や生活の安定に寄与します。記録の合理化にも効果を発現します。

仮説設定力を向上

もしかしたら、この方はまた歩けるかも・・・その気持ちを諦めないでください。介護の力を再発見するチャンスです。

KPIの定量的データの分析

バイタルや食事量、入浴や排せつ、皮膚の状態などの記録だけでは見えなかった部分がKPIの着眼で研ぎ澄まされる。